花粉症と言えばスギ花粉症と言われるほど、スギ花粉症は日本で最も多い花粉症です。国民の約15%が悩んでいると推定され、都市部ほど多いとされています。
毎年、花粉の飛散時期となる春先にはテレビや新聞などのマスコミでも取り上げられ、花粉飛散情報などはスギ花粉を重点に置き作成されています。その日の花粉の量や、風向きから考えられる飛散地域などの予測が行われています。
ではなぜスギ花粉症が多いのでしょうか?
スギは日本を代表する木で、数千年前から日本はスギの天然林に覆われていました。スギは建材や家具、船材、電柱の材料など利用範囲が広いことから大切な木材として重宝され、北は東北から南は鹿児島まで広い地域で大量に植樹されたのです。
現在でも、スギは林業上の最重要種で、多くの森林で計画的に植樹されてます。
スギ花粉症患者は関東地区に圧倒的に多いと言われ、関東地区は特にスギの植林が奨励された地域であり、都市部の空気汚染なども花粉症患者が急増した一因なのです。
スギ花粉の飛散量は、前年の夏の気象条件と深く関わっています。夏の日射量が多く雨が少ない場合、翌春の飛散量が多くなることが分かってきました。このため、前年の夏の気象条件により、スギ花粉の飛散量の多い年と少ない年があるのです。
スギ花粉の飛散時期でも、日によって飛散量は違います。飛散量が多くなるのは雨の翌日で、晴れていて気温が高く、空気が乾燥して風の強い日は要注意です。雨の日は、飛散量が少なくなります。
近年、環境変化により猛暑が増加しているのも、花粉症患者がが増加する原因の1つとなっているようです。
スギ花粉症は重症化しやすいため、花粉症緩和のためスギの木がない沖縄や北海道に移住する人も増えているようです。
花粉症 原因について掲載。辛い花粉症アレルギー症状を引き起こす原因として、スギ、ブタクサやヒノキなど植物が有名です。イネ科の植物も原因となることがあります。時期としては5月や夏、秋に花粉症の症状が発祥する方も多いですね。検査をして、自分が花粉症かどうか知ることも大切です。花粉症対策、予防、治療をしていきましょう。
秋の花粉症の代表的なものにブタクサ花粉症があります。ブタクサによる花粉症はスギ花粉症に次いで多く見られるため、秋の訪れが憂鬱な方も多いことでしょう。ブタクサは菊の仲間で、9月頃に開花します。北アメリカ原産の帰化植物で、日本では1961年に最初のブタクサ花粉症が報告されています。
秋の花粉症で代表的なものは何といってもブタクサです。ブタクサの花粉の飛散時期は8〜10月で、東北以北では8〜9月、九州では9〜10月とされています。道端や空き地、田畑の畦など、どこにでも見られる1年草で、風で花粉が飛びやすく、花粉症の原因植物としてよく知られるようになってきました。原産は北アメリカで、アメリカでは日本のスギ花粉症患者と同じ程度の割合でブタクサの花粉症患者が存在するとされています。
イネ科花粉症は5〜7月にかけて目がかゆくなったり、鼻水が出るなどのアレルギー症状がでます。一般的に花粉症と言えば、スギ花粉を思い出す方も多いと思いますが、スギ花粉は3〜4月に終わります。夏になっても花粉症の症状が出る場合は、イネ科花粉症の可能性が高いですし、夏風邪の症状と似ているため、夏の花粉症に気づかない場合もあるとされます。
花粉症の季節と言えば春ですが、春には花粉症の症状が出なかったのに、夏になると急に鼻水やくしゃみが出る人もいます。植物は夏にも活発に活動し、花粉症の原因となる物質が大気中に多く飛んでいるので、念のため季節を問わず対策を行うことが必要です。夏の花粉症と言えばイネ科の花粉症が有名です。スギ花粉の飛散時期が終わる5月頃から飛び始め、本州では7月頃まで飛散します。東北や北海道などでは8月になっても飛散することは珍しくなく、植物によっては10月頃まで飛散する花粉もあります。